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KPM:ベルリン王立磁器製陶所は1763年にプロイセン王国・ベルリンのフリードリヒ大王によって創業された王立磁器製陶所であり、当時マイセンからも技術者を集めたと言われており、現在でも製作を行っており、ここで作られました陶器は今でもドイツ政府の公式晩餐会の食器として使用されています。
このベルリンKPMの陶磁器の歴史ですが、1750年に遡りますが、正式に王立窯となったのは、フリードリヒ大王が1763年に<ベルリン窯>を買収 してからになります。
そして、この1763年に<ベルリン窯>の有名な【王のしゃくのマーク】が使用されはじめましたが、<マイセン窯>と同様、年の経過とともに少しずつその窯のマークは変わってきています。

1751-1757 |

1761-1763 |

1763-1780 |

1820-1830 |

Since1825 |

1837 |

1837-1844 |

1844-1847 |

1847-1849 |

1849-1870 |

Since1870 |

1944-1957serb |

1944-1962berlin |

1962-1992 |

1993-1999 |
この【ベルリンKPM】作品では、花器やコーヒーカップもありますが、何より【陶板】が有名で、その理由は絵付け師の技術が世界で抜きん出ていたからであり、また描く題材が歴史上有名な絵や人物が多く、当時の貴族や王族、豪族達がインテリアとしても子供達用の勉強用としても買い集めていたようです。
今ではこの【KPMベルリン陶板画】作品は、世界中の美術館・コレクター・資産家がこぞって買い集めており、当時の最高の技術を結集して製作されましたこの【KPMベルリン陶板画】は、いずれ世界から消えてなくなるかも知れません。
ところで、この【KPMベルリン陶板画】ですが、全ての作品には上記のような刻印がされておりますが、中には外部の工房に委託製作していたこともあったようで、これらの<委託作品>にはKPMという窯印とその工房の刻印がされています。(Wネームと言われています)
*KPMより委託製作された場合、白磁(生地)はKPM窯の物を使用し、絵付け・焼成が委託となっていたために、<KPM>と<絵付け工房>のマークのWネームが刻印されていたのです。
この<KPMオリジナル陶板画>と<委託作品>との違いは、このWネームの刻印の有無でわかりますが、そもそも絵付けレベルが全く違っており、【KPMオリジナル陶板画】は<絵付け>と<焼成>を10回以上繰り返していますのでどの点をとりましても最高の出来映えと言われています。
ところで、世の中には<熱転写>を使って製作されている陶板画があります。
(※この熱転写ですが表面が細かい点(ドット)で絵が構成されており、ルーペ等で見ればよくわかります。 )
そして、この<熱転写陶板画>に、仮に≪KPM≫という刻印がされていれば、それは贋物という判断が下されています。何故ならそのような熱転写KPMは作られていなかったからです。
本物の王立(ロイヤル)窯が作った【KPMベルリン】作品は確かに高いですが、それだけ価値もあるものであり、本物だけを買い求め頂ければ、後々までお楽しみ頂けると思います。
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