【ベルリンKPM】は、プロイセンのフリードリッヒ大王によって、マイセン窯から連行された陶工達を中心として1752年に創始され、1763年正式に国王の所有となって、【ベルリンKPM(王位磁器製作所)】となったのですが、、陶板絵(最上質磁器板に名画を再現したもの)については、マイセンをしのぎ世界一の評価を得ており、陶板絵と言えば【KPM】という位の評価になっています。
この作品は、1880年頃の作と思われ、舞姫マリアが、キリストの教えに目覚めて罪を悔い、荒野で苦行して遂に聖女となったという、有名な聖書の物語を題材とした陶板絵となっています。
陶板絵の制作工程はそれは高度の技術を要し、何度も絵付け、窯入れを繰り返し焼き上げるために当然失敗作も多く、今回のような完璧な仕上がりになる作品は極めて珍しいのです。
『マグダラのマリア』を描いたKPM作品は多くありますが、殆どがこの作品ほど鮮明ではなく、『マグダラのマリア』ではこの作品は最高級作品の一つだと言えます。
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